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執筆者の写真大和商業研究所

2回目のWeb松柏舎を開催

4月に続いてZOOMにて開催。全国から瞬時に顔を合わせてのオンライン講座にてITの進化を享受した。講座の概要は以下の通り。

第一部.心学の光被

(1)心学風土記「第39回 長門・日章舎」=幕末に長州藩が心学者を経営、「第40回 吉田松陰と石門心学」=妹たちに「心学本を読みなさい」

(2)フェイスブック「石田梅岩(石門心学)」の頁に活発に投稿あり 

(3)「石門心学実践講座」(東京)も毎月ZOOMにてミーティング

(4)奈良県天理市の心学関係地を訪ねる:本立舎、思明舎、中村直三(実行舎)

(5)前回講座の質問:二柱の神とは?

(6)『先哲・石田梅岩の世界』より

42「母への孝養を尽くす」⇒私塾の激務の中、寸暇を割いて孝養を尽くす

43「父母の是非を論じない」⇒「父母即恩」(西晋一郎)

第二部.各自発表

吉田松陰の言動を参考に、「アフターコロナおいて、人々の社会生活が安定し、持続的に繁栄するには何が必要か?」についての発表

皆様からコロナ禍での創意工夫、アフターコロナにおける時代認識を語っていただいた。

「新しい生活様式」は国からの押し付けではなく、私達の中から生まれてくるもの。未来から2020年を振り返ってみて、「あの時の大転換があったからこそ今の宇宙・地球が守られた」と言われるような今をどう築いていくか。経済の一極集中の是正、産業構造転換、温暖化対策など改革は待ったなしだ。

ITの進展により生活や働き方の形態が変わるが、その弊害も起きている。人と人の絆を深めることが大切な命を守る。そんな中に心学の役割がある。

コロナが2020年までの課題を教えてくれ。アフターコロナ社会をどう生きるか。それぞれの立場でできることが数多くある。引き続き松柏舎などで切磋琢磨して参りたい。写真は、萩市の道の駅「萩往還」にある「松下村塾講義室復元」。


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