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執筆者の写真大和商業研究所

松柏舎第6期第3講開催

いつも石門心学に関心を寄せていただき、真にありがとうございます。

全国的に感染症が拡大し、関西地区でも終息が見えない状況下にあります。

私達も正しく恐れ、他者が、家族が、自身が感染しないよう最大限の防衛をしてまいりたいものです。

そんな中ですが、大阪市中央公会堂のガイドラインを遵守し、松柏舎第6期第3講を開催します。別紙、公会堂ホームページをご覧の上、留意してご参加いただきますようお願い申し上げます。

以下、留意点を申し上げます。

1.当日、検温を行い、発熱、咳のある方、体調のすぐれない方は、勇気をもって自宅療養してください。

2.会場はソーシャルディスタンスで三密を避け、大声での会話は控えてください。

また、マスクをして入室してください。

3.この時期ですので輪読の回数は極力減らします。輪読の際は、各自、持参の本をお読みください。2人以上で1冊の本を読むことはお控えください。(持参書の無い方は、恐れ入りますがご購入のほどをお願いいたします)

4.手洗い、手・指の消毒はこまめに行ってください。


過去、多くの心学者は感染症対策に貢献しました。金沢市の心学舎・反求舎跡には初めて種痘を行った場所として記念碑が建てられています。医薬を職分とした心学者に鎌田一窓、鎌田柳泓、関口保宣、北条玄養、小島伝兵衛、富山采一、平井洗心、大森泰輔らなどがいます。

 出雲の国(現安来市)大森泰輔【心学風土記第47回参照】は、自著に『都鄙問答』から引用し、「呼吸は天地の陰陽なり。これを継ぐものは善也。(中略)人は一箇の小天地也。我も一箇の天地と知らば何に不足のあるべきや」。そして「人に太和の元気あり」として、天地万物の楽しみは外へ求めるのではない、私欲のかげりに遮られている、として人々を心学の教えに導きました。

心学者に医薬業といったソーシャルワーカーが多いことは、泰輔が達した自然科学と心学修養の共通点の述懐からも理解できます。私達も歴史に学び、未来社会の持続的繁栄のために、今ここを乗り越えましょう。

どうぞお元気にお過ごしください。

【日程】第4月曜日、18時~20時、8月23日(月)、終了後の懇親会は行いません。

【会場】大阪市中央公会堂(地階第4会議室)

【定員】13名

【内容】8月からは『SDGs、CSRがひらく未来~石田梅岩の心学でフェアな成長を~』を輪読しますので持参ください。お持ちでない方は、会場で販売していますのでお求めください。

【申込み】先着順で受け付け中(既に連絡を頂いている方は返信不要です)。

【参加費】500円

【持参物】『SDGs、CSRがひらく未来~石田梅岩の心学でフェアな成長を~』(晃洋書房、2640円)、『先哲・石田梅岩の世界』(500円)=会場にて販売


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