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実践人誌『偉人伝・石田梅岩と石門心学』(七)

執筆者の写真: 大和商業研究所大和商業研究所

実践人誌2023年9月号に掲載されました。

『石田先生事蹟』などから、梅岩先生(勘平さん)の先祖の偉業、生誕から23歳で京都の黒柳家に奉公するまでを綴っています。

先祖は戦国時代、現在の亀岡市東別院地区を治めていた石田氏に仕えた武士・曾和市郎兵衛。その次男が石田姓となり、五代のちに梅岩先生が、農家の次男として生れます。

幼少期は理屈屋で、友人関係も円滑ではなかったようです。

11才で京都へ丁稚奉公に出るも、故有って、15才で生家に戻り、23歳で再び、商家に勤めることになります。

「もし聞く人なくば、たとえ辻立ちしてなりとも我が志を述べん」

神道を広めたいとの思いから、高い心願を有して亀岡の東掛(とうげ)を出立し、京都へ赴いたのでした。




 


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石田梅岩魂を現代に

このサイト「石田梅岩魂を現代に」は石田梅岩に関する情報を自分のビジネスに活用して頂くために大和商業研究所が提供しています。このホームページで梅岩の真髄に触れ、自身の中に有する潜在的な力を引き出していただくことが「梅岩力」の意味するところです。

「永続的に栄える」とは

石田梅岩先生の願いはただ一つ。

人も組織も永続的に栄えること。

その為には偉人・聖人に学べ

ということです。

先生の著書『都鄙問答』『斉家論』で、

その思いが各所に出てきます。

一例

「商人の道を知らざる者は、貪ることを勉めて家を亡ぼす。商人の道を知れば、欲心を離れて仁心を以って勉め道に合(かの)うて栄えるを学問の徳とす」

(都鄙問答)

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