4月5日(金)東京の研究会です。同機構のホームページには次のように案内されています。
「今回は、一般社団法人心学明誠舎の清水正博理事にお越しいただき、石門心学と100年経営の関係性について、ご講義をいただきます。『長寿企業大国にっぽん』としての認識が広がってまいりましたが、実は、江戸時代に創業をし今もなお続いている100年企業が非常に多いという事実が、後藤代表理事の研究により判明しています。 何故、江戸時代に創業した企業が多く生き残っているのか。大きな影響を及ぼしたとされているのが、石田梅岩が提唱した、石門心学であると言われています。関西の大手スーパーチェーン系列の代表を務められた後、234年前より心学を普及する活動を展開されている心学明誠舎の理事を務めながらコンサルタントとしても活躍される清水氏より、石門心学の概要と、どのように企業経営に反映していくべきかを、お話いただきます」。
詳細はHPを参照ください。https://100-keiei.org/information0405/
『(一社)100年経営研究機構』案内の表紙には「100年企業を科学する」とあります。その前文には「企業経営の窮極の目的は、繁栄し存続し続けることです」と明確に詠っていて、設立背景としては後藤俊夫代表理事が次のように語っています。「ハーバードビジネススクールは、世界金融危機に直面したことで、『Know(知識)偏重でなく、Do(実践)とBe(徳)を伴った人材を育てる』ことを課題として教育改革を行いました。各企業の事例を題材にしたケースメソッドを徹底する一方で、現場に足を運び、体験するフィールドメソッドを重視しています」とあります。
まさに(一社)100年経営研究機構の設立動機と、大和(やまと)商業研究所の経営理念「永続的に栄えるために」との共通性に驚きました。そして、藤村事務局長とお逢して、彼の石田梅岩に対する熱い想いが伝わってきました。藤村氏を紹介する雑誌『月刊ビッグライフ21』(2017年11月号)に「日本になぜ長寿企業が多いのか。その答は『実(まこと)の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり』という梅岩の考え方が根底にある」と語っています。素晴らしいメンバーと出逢える今回の講演をありがたく受け止め、石門心学精神を多くの人に伝えていきたいと思います。
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