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『都鄙問答』「鬼神を遠ざくと云う事を問の段」

執筆者の写真: 大和商業研究所大和商業研究所

今月の石田梅岩・石門心学講座(Web松柏舎)は、『都鄙問答』「鬼神を遠ざくと云う事を問の段」の会読を行いました。充実した2時間でした。

『都鄙問答』はいいですね。一段毎に意味が深まります。

この段の最後は、「俗説にかかわらず、本(もと)を推して工夫有るべき所なり」と、「工夫」が用いられています。工夫とは禅の公案を熟考する意味に使われます。禅的境地に達している梅岩先生がよく使う言葉です。師と共に工夫三昧に入りたいものです。

この段を第二巻の最初に置いた意味が理解できました。

来月、7月23日は「禅僧俗家の殺生を譏の段」です。

ご参集をお待ちしています。

現代語訳、注釈、解題を添付しました。





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石田梅岩魂を現代に

このサイト「石田梅岩魂を現代に」は石田梅岩に関する情報を自分のビジネスに活用して頂くために大和商業研究所が提供しています。このホームページで梅岩の真髄に触れ、自身の中に有する潜在的な力を引き出していただくことが「梅岩力」の意味するところです。

「永続的に栄える」とは

石田梅岩先生の願いはただ一つ。

人も組織も永続的に栄えること。

その為には偉人・聖人に学べ

ということです。

先生の著書『都鄙問答』『斉家論』で、

その思いが各所に出てきます。

一例

「商人の道を知らざる者は、貪ることを勉めて家を亡ぼす。商人の道を知れば、欲心を離れて仁心を以って勉め道に合(かの)うて栄えるを学問の徳とす」

(都鄙問答)

メールはこちらまで

yamato358*hotmail.co.jp
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